![]() |
||
|
||
![]() |
まずは小児科を受診しましょう。うつ伏せの姿勢で遊ぶと、徐々に筋力もあがります
発達が少しゆっくりめといえます。まず小児科の先生の診察を受け、必要である場合には小児神経科のような専門医から指導を受けることをすすめます。そのうえで運動発達をうながす遊ばせ方を紹介します。
まずうつ伏せの姿勢で遊ぶことをしましょう。うつ伏せに慣れていない赤ちゃんは、うつ伏せをいやがります。そのようなときには、うつ伏せにするときに、腕をつっぱる形に姿勢をつくってあげ、胸の下にタオルを巻いて入れてやると、しばらく大丈夫なはずです。このような姿勢にしておいたまま、おもちゃを置いて遊びに誘ってやり、腕を長い時間つっぱっていたり、自分でからだを前に動かそうという気持ちを刺激する働きかけをします。おもちゃを斜め前、横というように、方向をいろいろかえて向きをかえる動きを誘ってあげましょう。それから、起こすときには、赤ちゃんの手首をしっかりつかんでやり、ゆっくり引っぱり上げて、赤ちゃんが自分のおなかの筋肉の力で起き上がってくるようにするのもよいでしょう。
このようにして、背筋と腹筋を強めておくと、寝返りやおすわりができるようになります。はいはいは、寝返りができて、おすわりがじょうずにできるようになったあとでするようになります。発達には順序がありますから、あせらず楽しみながら、赤ちゃんの相手をしてください。
【監修】 専修大学文学部心理学科教授 吉田 弘道
(出典:保健同人社「パパ・ママのための育児Q&A1500」)
この記事に関連する診療科目 病院を探すときは以下の科目を選択してください。 |
![]() ![]() |
この記事の関連コンテンツ |
健康チェックテスト ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() |
![]() |